戻る 設立の趣旨
わが国におけるeーJapanの波は地域社会へ急速に浸透し、今やパソコンは日常生活にとって欠かすことのできない必需品になっています。
IT(情報技術)の活用による恩恵を地域全体で享受するためには、ITの進歩に伴う社会変化に対応できる取り組みが求められます。
高度情報化社会における情報の多元化はそれを利用することによって人々の生活に豊かさを齎し、日常生活の活性化にも繋がります。その反面対応の遅れがデジタルデバイドを生み、社会の発展に影響を及ぼす恐れが懸念されます。
例えば、心身に障害を持つ方や高齢者など体の不自由な人達が街に出て買い物をすることひとつとっても課題は山積しています。これらの人々が自らの意志で積極的に買い物ができ、人との交流ができる社会こそ必要ではないでしょうか。
また、パソコンや携帯電話の普及が広がる中で、その使い方に戸惑う人達に対する支援も必要ではないでしょうか。
そのためには高齢者や障害者の日常生活の活性化を図るためのネットワークづくりと、地域社会に対するITの普及と促進を支援し発展させる活動が大切です。
IT(情報技術)の恩恵は、大企業や中小企業など企業だけのものではありません。地元の商店や地域に暮らす人々全ての人たちに享受されなくてはなりません。そのためのモールとネットワークを提供し、誰もが参加できるシステムの実現を目指して取り組んでまいります。
モールは皆様のコミュニケーションの場でありネットワークそのものです。皆様が主役となって演出し演じていただく舞台がもーるねっとです。名称の由来も、もーるねっとという舞台で皆様が主役となってオペラ(働き)を演じることに発しています。
平成15年1月15日
もーるねっとオペラ
理事長 木口 大